第5回 例会 (通算32回)

 梅雨の候、会員各位、支援者各位におかれましては、ご健勝の事と存じます。 4月14日・16日に起きた熊本地震での被災・被害等には、心よりお見舞い申しあげます。 やっと2か月が経過し、少しずつ復興の光が見えてきました。心を一つにして支えあい、熊本の未来に向け力を合せていきたいと思っています。 さて、熊本自身の影響で開催が遅れていました平成27年度総会・第5回(通算・32回)例会を下記の通り開催いたしますので、お知らせします。 今回の総会・例会は、これまで本会で調査・保存と文化財指定に取り組んできました合志市に県内で唯一現地に残された「黒石原奉安殿」の合志市買収を受けて、玉名市立歴史博物館ロビーにおいて、企画展「熊本の奉安殿」開催と合わせて、実施します。 展示会では、県内で遺存する5箇所の奉安殿・奉安庫の様子を展示し、教育勅語謄本や御真影等の現物資料を展示します。 また全国の航空機乗員養成所において造られた大理石貼り立方体形の逓信省様式奉安殿の類例資料も紹介します。 さらに総会終了後、御真影・直後が関わった当時の皇民化教育についての講演会を開催し、その教育の実像に迫り、「戦争の実相と平和の大切さ」を考える機会となりますよう祈念します。

講演

・皇民化教育のシンボル『奉安殿』

             と戦後の民主教育

  森 高清 氏(玉名歴史研究会長)

展示解説

髙谷 和生 氏(くまもと戦跡ネット事務局長)

黒石原飛行場と奉安殿

「啓発リーフレット」当日配布

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