平和活動・講演 No.41    

平成28年3月13日 報道発表「世界のミフネ 隈庄飛行場の軌跡」で説明。

松本重・松本晴・戸崎・髙谷実施 熊本市南区城南図書館ロビー。

その後22日までパネル展示会を開催。

パネル展示会「世界のミフネ隈庄飛行場の軌跡」展

期間:平成28年3月13日~22日

場所:熊本市南区城南図書館ロビー

世界的な俳優、三船敏郎さん(1920~1997)をデビュー前に熊本で撮影しとみられる写真が公開されました。当時熊本にあった旧陸軍の飛行場で終戦直前に撮影された可能性が高いとみられます。 熊本市南区城南町の一帯には、かつて旧陸軍の「隈庄(くまのしょう)飛行場」がありました。三船さんの貴重な写真は終戦直前の1945年(昭和20年)7月にこの地で撮影されたとみられています。帽子に眼帯、口元にはひげのメイクが施されており、隈庄飛行場で年に1回行われていた部隊の祭りで演劇を披露したときのものとみられています。当時三船さんは25歳で、役者としてデビューする前でした。 戦争遺跡の保存活動を行っている高谷和生さんは「三船敏郎が隈庄で演劇をやっていた事実が写真という形で残っていたことが驚き」と話します。もともと写真は三船さんのプロダクションが所有していましたが、撮影場所や時期がわからず公表されていませんでした。高谷さんが調査したところ、元隊員から「白いつなぎのエンカン服、作業服ですが、これを着て仮設の楽団の前でタクトを振りながら演じる三船の姿を見た」という証言が得られたそうです。 三船さんは生前、「終戦は隈庄飛行場で迎えた」と話していることなどから、高谷さんは熊本で撮影された可能性が高いと見ています。 「三船の俳優業の原点になる写真ではないかと思います」と高木さん。写真は今月22日まで熊本市南区城南町の市立城南図書館に展示されていて、無料で見学できます。三船さんは戦後に2回熊本を訪れていて、その時の写真もあわせて見ることができます。         (くまもと県民テレビ 2016年3月15日放送)

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