「米国海兵隊撮影の熊本新発見戦後写真 第二弾」

 「(公財)長崎平和推進協会写真資料調査部会」より、本年5月2日に熊本関係写真を提供いただきました調査の続編です。今回12月3日に報道会見「米国海兵隊撮影の熊本新発見戦後写真 第二弾」を行いました。第二弾報告は99枚で、前回報告を含め、計202枚、新発見は計179枚となりました。
 今回の第二弾では①三角港での爆弾・武器類の投棄、②米兵の阿蘇レクリエーション、③熊本市内の接収・戦後状況(1945年10月~12月、46年3月)では、熊本駅、キャンプウッド、陸軍車輌・装備品の接収、南熊本駅周辺の航空機工場等、熊本天使園・進駐軍の活動が、確認できました。
 同時に撮影された16ミリカラー映像と新たに確認された白黒写真は「戦後熊本の敗戦状況」を記録した貴重な資料の発見となりました。地元紙には12月4日3面の「終戦直後の阿蘇や三角港に 市民団体 米軍写真99枚調査」として報道いただきました。この後は随時での特集編での掲載となります
 また、あわせて東京九段「昭和館」所蔵「熊本の街並み風景 その他」の映像内容を報告し、幾つかの戦災建物等を特定しました。16ミリカラー映像では長崎ケーブルメディア映像につぎ、熊本を撮影した2本目の映像が確認できました。
 さらに、昭和館映像内容と第一弾報告資料の一部を掲載した、本会では14冊目となる啓発リーフレット『進駐軍の見た熊本 Ⅱ』刊行を刊行しました。
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